決めたFW吉田は「後半、相手が振り切ってやってくるなか、崩すことが難しかったです。(得点は)MF木村がうまくサイドを抜けてくれ、良いボールが来ました。あまりヘディングで得点することはないので、うまく合わせることができ、時間的にも良いタイミングでの得点でした」。さらに直後のダメ押しの4点目が効いた。

 相手が想像以上に攻勢を仕掛けても、着実に得点を重ねるだけでなく、無失点で終えられたのは駒澤大高の強さ。

 「劣勢になったとき、失点せず、我慢して決めるところでしっかり決められたことは選手たちが日ごろ、頑張っている成果」(亀田監督)「前半後半立ち上がり20分、得点が取れてないのは課題ですが、無失点で終えられたことはよかった」(FW岩井)この2人の言葉からも感じられる。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選