この試合、キャプテンマークはMF澤田→MF東山→MF坪田→GK廣田と4選手に託された。東山は澤田とのダブル主将。タイプで言うなら細かいことに気が付く澤田がチームのお母さんなら、東山は明るくおおらかなお父さんのような存在だそうだ。そして坪田に渡り、PK戦に向け廣田へ。
そのいきさつを坪田は「本当はPKを1番先に蹴って、GKにキャプテンマークを渡す、このシーンに憧れていましたが、僕はPKが下手で…練習でも外していました。チームのことを考えて(1番手で蹴ることは)やらずGK廣田に託しました」と明かした。
実は堀越戦にむけた今週、天候の関係から、十分な練習ができなかったそうだ。
「何が起きるかわからない。だから1日1日を大切に、後悔しないように心がけています」(MF坪田)これはピッチの中も外も同じこと。アクシデントにも揺るがない準備と胆力が修徳イレブンには備わっている。
(文・写真=佐藤亮太)
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選