19日、T3リーグAブロック第2節、東農大一vs日大三が駒沢第2球技場で行われた。
先制したのは日大三。4分、11番・加藤大智がシュート。東農大一DFに当たって跳ね返ったところを再度トラップしてゴール右へ流し込んだ。
一方、出鼻をくじかれた形となった東農大一だが、負けじと次々と攻撃を見せる。左からのクロスを19番がヘディングで叩き付けるも惜しくもゴール右に。右からのCKから19番が強烈なボレーを繰り出すが、味方に当たりゴールまで届かない。
その後もゴール前へ絶妙なパスを繰り出す東農大一。それでもなかなかGKまで届かなかったが、徐々に精度が増し、ゴール枠内へと攻撃がおさまってくる。ゴールのにおいを感じさせる攻撃に、観客席も盛り上がりを見せる。
だが34分、東農大一DF陣がボールをまわしていたところに日大三7番・高島拓巳が走り込みボールを奪う。GKが前に出ていたところを見逃さなかった高島拓巳はそのまま頭を超えるシュートを放ち、ボールは吸い込まれるようにゴールへ。日大三が追加点を奪う。
東農大一は再三いい攻撃は見せるものの、いずれも単発で終了。ちょっとした隙を突かれる点の取られ方が災いし、攻め込むもののリズムを作り出すことが出来ないまま前半を終了する。