いよいよ夏本番を迎えた8月1日、ここまでT3リーグAブロックで未勝利の2チームが都立石神井高校グラウンドで激突した。ホームでの試合に臨む都立石神井は4試合を終えて1分け3敗。ピッチサイドには応援団も駆けつけたこの一戦で目指すは勝利のみ。4-4-2のフォーメーションを組んでスタート。
対する足立学園は開幕から4連敗。今後のTリーグでの戦い、そして今月中旬から始まる選手権予選に向けて何かきっかけが欲しいところ。こちらも4-4-2の布陣を敷いての試合となった。
この試合のファーストシュートは足立学園。2分、7番の中央ドリブル突破から左サイド15番・内藤尊史へ展開するとボールを受けた15番・内藤尊史が自らシュート。ペナルティエリア外、左斜め45度の位置から積極的に狙ったが、GKの正面を突いた。
このファーストシュートで足立学園が立ち上がりのリズムを掴むかのように思われたが、簡単には主導権を譲らない都立石神井も攻撃的なサッカーを展開。「シュートで終われ!」の指示の下、押し気味に試合を進めると10分、中央6番のスルーパスに反応した18番がゴールネットを揺らすが惜しくもオフサイドの判定。続く13分には、ゴール前やや左からのFKのチャンスに18番が右足で直接狙うもゴール左へと外れた。