試合通じて感じられたのは試合勘の差。関東大学選抜側は大学リーグで出場経験のある選手が多い一方、U-22 Jリーグ選抜の大半が今季、出場機会を得られていない選手ばかり。U-22 Jリーグ選抜・羽田憲司監督は「ゲーム勘は大事。トレーニングマッチより緊張感はあるでしょうが、やる選手は集まってすぐなので難しさはあったと思います。それでもどんどんやってほしいです。前半の終わり頃、自信をもって、DFから前に持ち出すシーンはありました。ハーフタイムでは『ミスしてもいいから』と伝え、立ち位置を修正しました。実戦を重ねていれば、自分たちでも修正できますし、そうした選手が多く出てきてほしい」と指摘。注文を出した。
またMF8川村楽人(J1東京V)「普段、試合に出られない選手が多いなかで、周りも結果を出したいという気持ちが強く出た試合。結果にこだわってプレーはできました。その点には前向きに考えたいですが結果を出せなかったところは課題として持ち帰りたいです。昨日(21日)の練習でも思うような練習が進まないところはありましたが、それでもコミュニケーションはより取れたと思います」と語った。

