
筑波大駒場イレブン
そんななか、先制点は前半終了間際だった。筑駒がペナルティエリア付近、ゴール左45度の位置でFKのチャンス。主将MF10金原隼大(3年)が放ったボールは直接ネットを揺らし、1点目を挙げた。MF金原は「得意な位置からのFK。練習試合で2試合決めているので狙い通り。いつもの実力が出せました」と顔をほころばせた。
後半は三田国際が向かい風、筑駒が追い風に。地上戦で勝負する筑駒は後半10分、MF7三上諒太(3年)がドリブルでペナルティエリア内に進入し、意表を突いたヒールパス。これを受けた後半から出場したFW19長谷川真聖(2年)が合わせて、2点目。MF三上とFW長谷川と息のあった連係から生まれたゴールだった。アシストのMF三上は「長谷川くんの走り出しが見えていました。ヒールで出したところで長谷川くんがしっかり決めてくれました」と言えば、決めたFW長谷川は「めちゃめちゃ良いボールでした。走るスピードとマッチしていました」と称え合う両選手だった。
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選

