昌平は後半も攻撃の手を緩めず8分、長が左から運んで送ったクロスを齋藤が蹴り込んだ。この後、逆襲・速攻やCKなどで築いた4度のビッグチャンスを逃していたが、39分に4点目を奪う。後半途中から出場したMF山口豪太(3年)が右からふわりと上げたパスを、同じく途中出場のFW白須裕基(2年)がヘディングシュートを決めた。
後半の川口市立はフレッシュな3人を投入し反撃を試みたが、シュートを1本も打てずに完敗した。就任6年目の岩井厚裕監督は、「これだけの強豪と戦っていろんな課題が見つかり、選手にはいい経験になりました」と述べ、「もっとタフに戦い、もっと走って競り合いに勝てるようにならないと昌平のようなチームには勝てない。そこを目指して選手権予選に向けて取り組みたい」と今大会を総括した。
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選