東京成徳大深谷は8分に吉田が強烈なシュートを打ち込んだが、1年生GK竹川凌平のビッグセーブに阻まれた。追加タイムにも川上が狙ったが、これも竹川に阻止され、前半は1点ビハインドで終了した。

 後半開始から一気に3人を入れ替え、戦況の変化と得点機会の拡大を図った。2分、代わったばかりのMF鯨井遙翔(3年)の入れた右FKから、CB佐々木亮(3年)が惜しいヘディングシュートを放った。そして12分、GK本田一朗(3年)が自陣右からFKを蹴り、ゴール前で混戦となったところを川上が左隅に豪快に決めて追い付いた。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選