左からFW11太田和希、FW13山田清羅

 攻めているのにどこか怖さを抱き、焦りを覚える。ピッチ内の選手はより肌身に感じていた。

 FW太田は「ホントに今日の試合は厳しかったです。相手が強くて気を緩める時間はありませんでした。なかなか追いつけなくて焦りを感じていました。自分だけ焦っていたのか(MF杉山)幸一郎から『焦るな。落ち着け』と言われました」と話せば、MF杉山は「前半はハイボールが多くなってしまい、自分たちの流れを掴めず、浦学の10番(FW平沼)の動きを捕まえきれませんでした。また浦和学院の応援もすごくて、雰囲気に飲まれる部分もありました」とかなり苦労したようだ。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選