前半7分、市船がラッキーな形から先手を取る。クロスと思われる右SB2左近作怜(3年)のボールがGKの頭上を越し、そのままゴールに吸い込まれた。リードした市船は左右に幅広くボールを展開しながら追加点をねらいにいく。

 かたや、テクニックとワンツーパスを駆使し、市船の堅守をこじ開けにかかる専修大松戸は、巨星相手とはいえ、腰が引けることなく、堂々と渡り合った。29分にFKのチャンスを活かし、FW16小川武虎(2年)がヘディングシュートを決め、37分にはキャプテンのMF14鬼頭航大(3年)がPKを成功させた。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選