浜松開誠館MF11岡田瑛太

 MF10川合亜門(3年)とMF11岡田瑛太(3年)の両サイドハーフが自ら縦を仕掛けながら、サイドバックの攻撃参加を引き出し、立命館守山陣内の攻め込むと前半4分には右サイドの高い位置でスローインを獲得。DF14水谷健斗(3年)が投げ入れたボールを川合がゴール前にすらし、最後はMF15古橋藍伍(2年)がヘディングで押し込んだ。

 以降も浜松開誠館の勢いは止まらない。「自分たちの今の立ち位置がどれぐらいか理解できた。全国大会初出場で1回戦を突破し、行けるんじゃないかと感じていましたが、レベルが全く違いました」と李川晃瑛が振り返れば、吉田貴彦監督も「うちの子が止めて考えているところで、全部潰されていた。体感していなかったゲームテンポと強度だった。意識はしていたつもりでしたけど、相手の方が上でした」と続ける。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
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