九州文化学園 vs 長崎総科大附

 1-1で前後半10分の延長戦へ突入した試合は、互いに疲労の色を滲ませるが、延長前半終了間際に、九文がカウンターからシュートへ持ち込み、長崎総科大附のGK三浦が弾いたところを、今大会好調の谷村哲平が押し込んで勝ち越しゴール。この1点で初の決勝進出がグッと近づいた九文だったが、ここから長崎総科大附が底力を発揮した。試合終盤でも強度を落とさぬ寄せでセカンドボールを回収して攻める長崎総科大附は、延長後半8分にゴール前にボールを運んだ長崎総科大附は再び甲斐が同点ゴール。さらにその勢いのまま延長終了間際に山本優空が決勝ゴール。土壇場で長崎総科大附が試合をひっくり返したところで試合は終了し、トータル3-2で長崎総科大附が決勝進出を達成した。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)長崎予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)長崎予選