帝京長岡イレブン

 試合を先に動かしたのは帝京長岡。後半9分、FWから右MFにポジションを移した帝京長岡の上田十輝(3年)がタッチライン際でパスを引き出すと縦突破でファウルを獲得。その上田はMF和食陽向(2年)のFKを頭で合わせ、先制のゴールを決めた。「和食が最高のボールをくれた。中で合わせるだけだった」。勢いに乗った上田はさらに2分後。左サイドを抜け出したU-16日本代表FW児山雅稀(1年)の左クロスを再びヘディングで合わせ、2-0とリードを広げる追加点を奪って見せた。その後も帝京長岡は選手交代を繰り返しながらボール支配率を高めて波状攻撃を仕掛ける。ただ、開志学園JSCも体を張った守備で食らいつき、2点差のまま最終盤を迎える。

▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)新潟予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)新潟予選