「先制点を取れれば、自分たちのサッカーができる」と語ったキャプテンのMF7河野暖。その言葉通り、韮崎は序盤からスイッチを入れ、主導権を渡さなかった。準決勝・日大明誠戦での敗戦から立ち直るには、ほんの1週間しかなかった。だが、河野の言葉を借りれば「火曜日からメンタルトレーニングを導入し、少しずつ切り替えることができた」。この短期間で再びチームがひとつになったことこそ、この日の内容に直結していた。
後半も韮崎の勢いは止まらない。60分には米山のサイドチェンジを受けたMF10渡邊銀河がカットインから決めて3点目。さらに62分にはFW11矢野秀が決め、試合をほぼ決定づけた。
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)山梨予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)山梨予選

