1-0で終わったハーフタイム。「このままじゃやられるぞ」「もっと落ち着いて回そうよ」横浜商科大高のベンチは危機感たっぷり。そんなイレブンを集め、安達伸彦監督は3つの指示を授けた。

「相手に合わせるな。スキを与えない。絶対に焦れない」

　「相手を走らせていれば、いずれ足は止まると思ったので、後半の頭から意識していました。相手は10人なので自分たちの思い通りのことはできました」(FP3玉木)

　「前半、裏に蹴る相手に、セカンドボールの処理でうまくいきませんでした。後半は改善されて、ボールを保持できるようになりました。相手の人数が少なかったことからもあり、裏を狙いやすく、得点できました」(FP7西田）

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