こうして後半大量5得点のゴールラッシュが生まれた。

 横浜商科大は所属するK3のグループA(神奈川県U-18サッカーリーグ3部)では10チーム中、9位。6連敗中と苦しい戦いが続いている。それだけにこの大会にイレブンは賭けている。

 FP8鈴木(2年)は「3年生最後の大会。同じ気持ち、同じ熱量でやらないと、試合に出ていない3年生に申し訳ないので出ている以上、結果を出したかった」と言えば、この気持ちが伝わるようにFP7西田(3年)が差し出した左手首に巻かれたテーピングには「必勝!」の二文字。「出られない3年生が書いてくれました。みんなでつけて戦いました」と誇らしげに語った。

【次のページ】 2次予選1回戦 元石川 vs 横浜商大高(6)

▽第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選