試合後、「なんとも言えませんね…こんな試合をしていたら、次の試合は…となりますよね」と苦笑いの東海大相模の有馬信二監督。

　「必要以上に風の影響が選手にはあったと思います。試合の入りが難しい選手権の初戦。注目されることも相まって難しいゲームになるとは思っていました。先に取られて、すぐに追いついたのはよかったですが…慎重に慎重に、安全に安全にというシーンが多かったです」

　否応なしに集まる注目。これに覆いかぶさるような初戦のプレッシャー。そして両チームを悩ませた北東6ｍの強い風。さらに横浜の秩序立った守備陣形。いわば四重苦のなか戦っていた。

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