研ぎ澄まされた“横浜隼人スタイル”が掴んだジャイキリ! 強豪校・相洋の牙城を崩したハードワークと執念の結晶

横浜隼人イレブン
10月13日、かもめパークで行われた第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選2次予選2回戦。横浜隼人と相洋の一戦は、格上相手に挑む横浜隼人が、最初から最後まで自分たちのスタイルを貫き通し、2-1で勝利を収めた。ハードワーク、縦に速い攻撃、そしてセットプレー。限られた武器を研ぎ澄まし、相手を自分たちの土俵に引きずり込んだ横浜隼人の戦いぶりは、まさに執念の一言だった。
試合が動いたのは7分。セットプレーからの繋ぎがゴール前で混戦を生み、最後はDF5安井大翔が押し込んで先制点を奪う。「セットプレーから点を取るのが持ち味なので、そこで絶対に点を取るぞって気持ちで押し込みました。キャプテンがヘッドで繋いでくれたんですけど、執念でやりました」と安井が振り返るように、隼人にとってセットプレーは生命線だ。高松明良監督も「ロングスロー、セットプレーで取るぐらいしかうちは得点パターンないので」と笑ってみせるが、そこに全てを懸ける覚悟が実ったゴールだった。
▽第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選

