
座間 vs 横浜創英
しかし、ここからが今季の横浜創英が直面してきた課題だった。座間のロングボールに対応を迫られ、前半の中盤以降は押し込まれる時間が続いた。「相手のロングボール主体の押し込んでいくところに付き合っちゃった感じがあって、本来のうちの姿ではなかった」と宮澤監督。キャプテンのDF6元田和寿も「2点入った後から相手に押し込まれる展開が続いて、気の緩みが出てしまった」と反省の弁を口にした。
ハーフタイム、宮澤監督は厳しく選手たちを締めた。「あんまり相手に付き合わないで、自分たちは広く使いながら、ボールを大事に」。その言葉通り、後半の横浜創英は別のチームのようだった。57分、後半から登場したFW9加藤太一がDFを交わしドリブルで独走、GKも交わして追加点。58分にはMF14武田竜一のアーリークロスをFW11島崎廉がダイレクトで合わせ4点目、61分にも島崎が決めて5-0と突き放した。
▽第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選








