後半は同点に追い付いた立正大淞南のペース。後半11分には岡山学芸館のビルドアップミスをゴール前で拾った金子ががら空きとなったゴールを狙ったが、シュートはDFをかすめて枠の外。14分には左サイドの崩しから金子がゴール前にパスを送り、ファーサイドから中に入ったMF13服部光将(3年)が合わせたが、枠を捉えることはできない。

「中国大会の前にメンバーが変わっても違和感がないし、むしろプラスに働いているのは淞南の強みだと思う。選手層の厚さには、自分たちも凄く自信を持っています」と豊田が胸を張る立正大淞南は選手交代によって、攻撃の勢いを落とさず以降も攻め続ける。

 24分には豊田、FW29村崎斗士輝(2年)と繋ぎ、FW22若槻大雲(3年)が放ったシュートがGKの隅を突いたが、ゴールカバーに入ったDF5江口陽向(3年)に阻まれ、得点とはならず。25分に村崎のスルーパスから、若槻が放ったシュートもGk1山田聡甫(2年)に阻まれ、前後半を終えた。

【次のページ】 決勝 立正大淞南 vs 岡山学芸館(4)

▽令和7年度中国高等学校サッカー選手権大会
令和7年度中国高等学校サッカー選手権大会