岡山学芸館、PK戦の末に立正大淞南を下しV

岡山学芸館イレブン

 令和7年度中国高等学校サッカー選手権大会は16日、JFE晴の国スタジアムで決勝を行ない、立正大淞南(島根)と岡山学芸館(岡山)が対戦。両者譲らず、PK戦までもつれた一戦は岡山学芸館が1-1(PK4-3)で勝利した。

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 中国新人大会は2度の優勝経験を持つ岡山学芸館だが、今大会の優勝は初めて。「タイトルを取れたのは大きいし、3日間強度の高いゲームを経験できたことも大きい」と高原良明監督が称える通り、価値のある大会となったが、この日の試合展開は決して楽ではなかった。

 前線のターゲット役であるFW16金子将大(3年)や司令塔のMF23豊田寛大(3年)を中心に推進力のある攻撃を仕掛けた立正大淞南の勢いに飲まれ、岡山学芸館は思い通りにボールを動かせず。蹴り合いになった結果、MF4吉岡大和(2年)は「学芸館はセカンドボールを競って、拾うプレーを重要視しているのですが、最初の方は全く拾えなかった」と振り返る。

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▽令和7年度中国高等学校サッカー選手権大会
令和7年度中国高等学校サッカー選手権大会