
市立船橋 vs 習志野
会場に足を運んだ観客が固唾を飲むなか、市船のPKキッカーとして相手GKの前に立ったのは、DF16篠崎健人(2年)だ。ゆっくりとした助走から確実にゴールの枠内にけり込み、応援を続けてくれたチームメイトのもとに一目散。もみくちゃになりながら喜びを分かち合った。
市船を率いる波多秀吾監督が、次のように振り返る。
「PKキッカーの5人までは選手たちのコンディションや心理状態を確認しながら、私のほうで決め、順番は選手たちに任せました。“自信を持っていこう。5人で決着させよう”というような声掛けをして送り出しました。厳しい試合になりましたが、次に進むことができてよかったです」
▽第104回全国高校サッカー選手権千葉予選
第104回全国高校サッカー選手権千葉予選

