まず4分、キャプテンのMF4島谷義進(3年)がPKを決め、その2分後にMF2乙川宙(3年)がこぼれ球をプッシュ。流経大柏が、瞬く間に2点のリードを奪い、スキのない戦いぶりを見せつけるかと思われた。ところが、そうは問屋が卸さなかった。
12分、市船が反撃に出る。キャプテンのFW8小川夢成(3年)からリリースされたFKを、エースナンバーを背負うFW10山本一誓(3年)がヘッドで合わせた。高校年代の最高峰リーグである高円宮杯U-18サッカーリーグ2025プレミアリーグ EASTを主戦場とする両校。市船は最下位に甘んじるなど、苦しいシーズンを送っているが、一発勝負のトーナメントとなれば、何が起こるかわからない。逆転への糸口をつかむべく、追いすがった。
だが、22分、流経大柏のDF6増田大空(3年)が持ち味である強烈な左足シュートを炸裂させ、再びリードを広げる。ゲームの主導権を引き寄せ、前半を終えた。
▽第104回全国高校サッカー選手権千葉予選
第104回全国高校サッカー選手権千葉予選



















