榎本監督から「セカンドボールの回収やFW 13渡辺瞳也(2年)の近くでプレーすることとともに、結果を出してこい!」と激励され、66分から途中出場していた“切り札”のひとりが大仕事をやってのけた。

「シュートコースは見えていました。チームを勝たせるゴールを決められて本当にうれしいです(笑)。でも、まだ決勝に進むことが決まっただけ。そこはみんなが理解していますし、次もしっかり勝って、選手権の出場権を取りたいです」(オゲデベ有規)

 雌雄を決する2強の争いは、流経大柏に軍配が上がった。敗れた市船の波多秀吾監督は試合後、こう唇をかんだ。

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▽第104回全国高校サッカー選手権千葉予選
第104回全国高校サッカー選手権千葉予選