2015年大会では準決勝敗退。10年の時を経て、歴史を塗り替える完封勝利に仙台・加藤望監督は「日々のトレーニングの成果です。練習をしてゲームをする、その積み上げをブレずに続けたことが大きいです。(試合の流れが)傾きそうでも耐えられるものを培ってきました。自信をもってやっていますし、愚直に選手たちはやってくれました」とたたえた。

 初の決勝進出は勢いだけではない。今季、仙台はプリンスリーグ東北で7勝2分。勝点「23」の負けなし。1試合未消化ながら首位の尚志と勝点2差につけている。また今大会グループステージでは2勝1分でトップ通過。準々決勝で京都サンガF.C.U-18にPK戦で辛くも勝ち進むなど、無敗で来ている。

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▽第49回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会
第49回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会