主将のDF永井は「大会が始まる前から公式戦、練習試合では高校生相手には負けていなかったので自信というか…負ける気はしませんでした。優勝という目標をもって、この大会に臨んでいます」と意気込みの強さを明かせば、加藤監督は「僕らはチャレンジャーですが優勝すると誓ってやってきています。最後のひとつ勝つためにやるだけです」と静かな闘志を燃やした。
加藤監督といえば現役時代、柏レイソル、湘南ベルマーレで活躍。たゆまず動き続け、ひたむきに黙々とプレーするその姿が印象に残る。そのスタイルがいまの仙台に投影されているように見える。
「一生懸命にプレーするとか…たぶんサッカー観としてそうなると思います」と加藤イズムはしっかり根付いている。
なお決勝は31日にニッパツ三ツ沢球技場で同じく初優勝を目指す鹿島アントラーズユースと相まみえる。
(文・写真=佐藤亮太)
第49回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

