「こうすれば勝てるんだ、こうすれば相手を攻略できるんだと同じ絵が描けるようになった」(六車監督)後期は4勝1分1敗と白星が先行し、順位を上げている。上り調子で挑む今大会は頂点まで駆け上がっても不思議ではない。準決勝で敗れた昨年の選手権予選を知る選手も多く、モチベーションの高さも追い風になるだろう。
準々決勝で対戦するのは名将・小野原明男監督率いる大阪学院。大阪府1部リーグで14試合6失点という堅守を発揮する好チームで、2回戦では東海大大阪仰星に勝利するなど実力は確か。昨年も準々決勝で対戦し、5-1で勝利しているとはいえ難しい試合になるはずだが、芋縄はいう。
「学院は昨年も対戦して勝っている。相手はリベンジする気持ちで来ると思うのですが、自分たちは待ち受けるのではなく、まだまだチャレンジャーなのでグイグイ来られたとしても跳ね返すぐらいの勢いでやっていきたい」。アグレッシブに戦い、狙うは6年ぶり2度目の選手権出場のみだ。
(文・写真=森田将義)
▽第104回全国高校サッカー選手権大阪予選
第104回全国高校サッカー選手権大阪予選

