時間の経過とともにマイボールにできる場面が出始め、27分には後方からのクサビを受けたFW48的羽宏将(1年)が滑らかなターンから素早くゴール前にスルーパス。FW44八木海斗(3年)が走り込んだが、日体大柏の守備陣に阻まれ、得点には至らない。
後半2分には自陣でのビルドアップミスを日体大柏に拾われると、FW28八高擢斗(3年)に遠目からのシュートを決められ、リードを2点差とされたが、11分には高い位置でボールを奪ったFW71岡本明己(2年)がゴール前にスルーパス。フリーで抜け出したMF18野田凰心(3年)がゴールネットを揺らし、1点差に詰め寄った。
勢いのまま同点に持ち込みたいところだったが、後半に入ってから日体大柏が投入したFW9小泉ハーディ(3年)とMF11三橋賢人(3年)の2人に手を焼く。MF24本多眞大(3年)のパスから小泉がゴール前を抜け出そうとした14分のシーンはDFが先に触ってCKに回避したが、22分には三橋が右サイドを力強く突破。中に入れたクロスがファーに流れるとMF17長妻育叶(3年)が合わせて勝負あり。攻撃力の高さを見せつけた日体大柏にとっては上位トーナメント進出への望みを繋ぐ勝利となった。
(文・写真=森田将義)
第13回和倉ユースサッカー大会 2025

