かえつ有明FW10児玉大和

 8得点の完勝に主将GK1佐山達毅は「前半の入りが良く、早い時間で先制できたことはチームにとってやりやすくなりました」と話すとともに、直接FKでの失点について「止めたかったですが、相手のほうがうまかったです」と素直に認めた。

 また前半のみの出場だったが、果敢なドリブルでサイドを何度も崩したMF8安田はマッチアップする選手が大柄だったため、試合前にどう対処するか考え、緩急をつけたプレーを意識したという。その結果、得意のドリブルをいかんなく発揮できた。

 圧巻は4ゴール2アシストのFW10児玉は「前半序盤10分くらいまで、相手が攻めてきたので、安定しませんでしたが、1点さえ決めればいいなと感じていました。なので試合を通してですが積極的に仕掛けることを意識しました。先制してから流れがうまい具合に来ました。今日はチャンスがまわってきたので、なんとか決め切れました」と淡々を語った。

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▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
第104回全国高校サッカー選手権東京予選