CKから今治内定・柴野が決勝弾!前橋育英が前橋商を下し5連覇達成

前橋育英が前橋商を破り5連覇を達成(写真=会田健司)

 11月16日、第104回全国高校サッカー選手権群馬予選の決勝トーナメント決勝が正田醤油スタジアム群馬で行われ、5年ぶりの優勝を狙う前橋商前橋育英が1-0で下し5連覇を達成。前回大会で日本一に輝いた前橋育英が2連覇に向け全国への切符を手に入れた。

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 前橋育英が黄色×黒、前橋商が白×黒、両チームともに縦縞のユニフォーム。それぞれのチームカラーのアイテムを身に付けた大勢の観客と応援団がスタンドに陣取る中、2016年以来のタイガーvsゼブラの決勝戦はキックオフを迎えた。

 試合開始から前橋育英が圧倒的にボールを握る。ダブルボランチのMF14竹ノ谷優駕(3年)とMF13柴野快仁(3年)がゲームを作り、右からはMF7白井誠也(3年)が鋭いドリブルや前線への飛び出しを狙った。白井が中央に入り込めば右SBのDF3瀧口眞大(3年)が高い位置を取り攻撃に加勢。MF25瀬間飛結(2年)は前線で身体の強さを発揮しボールを収め、守備でもプレスのスイッチを入れた。

 25分には左CKからDF久保遥夢(3年)がヘディングシュートを叩きつけ惜しいシーンを作った前橋育英だったが、ブロックを敷いた前橋商の守備網を流れの中で崩すことができず苦戦。試合開始時は左サイドでプレーしていたMF10平林尊琉(3年)がトップ下に移動し攻略を試みたが、それでも決定機をつくることが出来ない。

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▽第104回全国高校サッカー選手権群馬予選
第104回全国高校サッカー選手権群馬予選