北海スターティングメンバー

 準決勝に進出した4校はいずれも札幌市内の高校で、この試合も第1試合同様に全校応援が行われ、屋根に反響する大声援が選手たちを後押しし、会場は試合前から熱気に包まれていた。

 序盤は北海が得意のロングスローや、準々決勝でも得点源となったセットプレーからチャンスを作り出し、相手を押し込む展開に。対する札幌光星も粘り強く対応し、15分にはこぼれ球を拾ったMF19藤田孟(3年)がフリックでゴールを狙うなど、反撃に出る。34分には北海がFKから決定機を迎えたが、札幌光星の守備陣が体を張って防ぎ、前半はスコアレスで折り返した。

【次のページ】 準決勝 札幌光星 vs 北海(3)

▽第104回全国高校サッカー選手権北海道予選
第104回全国高校サッカー選手権北海道予選