
新座柳瀬 vs 伊奈学園
4-2-3-1の伊奈学園は前半7分、1トップの本間天ノ祐(2年)がゴール前のこぼれ球を押し込んで大量点の口火を切ると、ここから数的優位を生かして次々に得点を重ねた。
サイドと中央からドリブルで進撃して敵の守りを混乱させれば、長いキックや効果的なチェンジサイドからも得点機をつくった。左2列目の山口響太と右2列目のフセイン ウーマル哲(ともに2年)がスピード豊かに外から運び、本間や1.5列目のエース増田直(3年)に最終パスを託した。
増田は4本とも斜めのパスを預かると、精巧なキック力を生かして10分から21分間に4連続得点。いずれもゴール左隅に蹴り込んだ。増田はさらに追加タイムだけでも、ヘッド2本と正確な右足シュートで3得点。本間も33分と追加タイムに2点を決め、主将のボランチ宮武佑希(3年)のミドルシュートを合わせ、前半で11点をもぎ取った。
▽第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選

