
8点の7増田と5点の14柴田
増田は8得点した後はアシストに徹し、チームメートのゴールをおぜん立てした。「公式戦の最高記録は1試合4点だったので、自分でも驚いています。守備の裏に抜け出すことやヘディング、スペースをみつける動きが持ち味です」と話し、「東野とは厳しい戦いになると思うけど、次も自分が決めて勝ちたい」と2回戦突破に思いをはせた。
新座柳瀬の登録メンバーは15人だが、この日が公務員試験の選手や体調不良などで11人しか集まらなかった。就任4年目の松原洸次郎監督は、「失点しても自分たちのプレーを貫き、信念を曲げずに楽しもうと試合前に伝えました。普段は練習試合でもカツを飛ばしますが、今日は選手の自主性に任せました」と完敗したが、最後までファイトしたイレブンが誇らしげだった。
(文・写真=河野正)
▽第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選

