今シーズンは遠征や各地のフェスティバルに参加するなど、例年の2倍ほど練習試合をこなしたことでタフさが身に付いたという。夏休み序盤は茨城・波崎で強化合宿を行い、走り込みを中心に体力増強を狙った。8月下旬には武南が主催する夏休み恒例のCOPA　BUNAN AMIGOSにも出場し、ブロックトーナメント初戦で強豪のFC東京U-18をPK戦で下し、自信をつけたそうだ。

　翠川監督は「春先に比べて守備が安定してきたのに加え、下級生が力をつけてきました。今日は1、2年が7人先発です。指導スタッフも充実しているので、かつての強い伊奈学園を復活させないといけません」と意欲を示した。

　今春、越谷西を強化したベテランの古平智彦さんもコーチ陣に名を連ねたことも心強いはずだ。

【次のページ】 1回戦　新座柳瀬 vs 伊奈学園（6）