
大宮南vs 栗橋北彩
しかし15分、中央やや左25メートル付近でFKを獲得。右ウイングバック田鍋綺大(2年)が、ボランチ大山慧(2年)の入れたボールに勢いよく飛び込み、豪快な同点のヘディングシュートを決めた。
シュート数は栗橋北彩の2本に対し、山﨑の2本を筆頭に7本記録した大宮南が内容的にも上回って前半を折り返した。
大宮南は昨季の県U-18リーグ2部(S2)A組で9位に終わり、今季は南部支部SS1リーグに降格。それでも多数の好人材が主力を形成するだけに力はあった。
後半も多くの時間帯を敵陣でプレー。ボールを丹念につなぎながら、サイドアタックを基軸に攻め込んだ。19分、吉松の右クロスをFW冨沢陸斗(3年)が右足で完ぺきに捕らえたのだが、力が入ったのかバーをわずかに越えていった。この1分後に昨季からのレギュラーであるCB舩津貴成(3年)が、近藤の蹴った右CKをヘディングシュート。ずれていたら1点ものだったが、GKの正面を突いて加点のチャンスを逃した。39分には2分前に投入されたばかりのMF古谷秋翔(3年)が、右から強烈な右足シュートを打ったが、不運にもバーをたたいてしまう。
▽第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選
第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選

