一方の聖望学園・山本監督は「今年の3年生は去年のチームと比較され、弱いと言われてきたので見返したい思いで練習してきたんです。頑張った成果がここにきて表れている」と最上級生の成長を口にした。
CB竹山風雅(3年)もそのひとりで、指揮官も夏以降のパフォーマンスに目を細める。
本人は「レギュラーになれないまま引退したら情けないので努力しようと思い、夏休みに猛練習してアピールしました」と主力の仲間入りができた経緯を説明。9月7日に開幕したS1リーグからCBで先発するようになった。「1対1と空中戦の強さが自分の武器。最終目標は初優勝ですが、まずはベスト4入りを狙います」と守備の要人は前回大会に続く準決勝進出を目指している。
(文・写真=河野正)
▽第104回全国高校サッカー選手権埼玉予選
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