苦しい時間が続いた中でも、エースFW山下虎太郎が前半に挙げた1発で大津が5連覇を達成

大津集合写真

 第104回全国高校サッカー選手権熊本予選は、熊本市水前寺競技場で決勝戦を行い、5年連続22回目の出場を目指す大津と、3年ぶりの決勝進出で6年ぶりの出場を目指すルーテル学院が対戦。ルーテル学院は0-8と大敗した昨年準決勝から新チームとなり、1点差で涙を飲んだ今年の熊本県高校総体決勝、一方の大津は、鹿児島の神村学園にPKの末に敗れた今年のインターハイ決勝と、双方とも夏の悔しさを晴らすべく臨んだゲームとなった。

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 ゲームは立ち上がり2分、大津のFW山下虎太郎が抜け出してファーストシュートを放つが、ポスト右に逸れてゴールならず。その後は、FW長尾知明の身体を張った前線でのボールキープや突破から、ルーテル学院が徐々に深いエリアまで侵入。大津も10分前後から左の有村颯太、右は岩﨑天利と両サイドの仕掛けやクロスからルーテルゴールに迫るが、ゴール前でなかなか合わず決定機を作れない。

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▽第104回全国高校サッカー選手権熊本予選
第104回全国高校サッカー選手権熊本予選