
大津 vs ルーテル学院
「0-1までならOKで、次の1点をやらないように気をつけながら、仕留めるために攻撃を続けていく」(藤巻博志監督)というプランだったルーテル学院は、後半からMF永目蹴斗に替えて東暖、さらに59分には3枚替えで点を取りに行く。大津も前半を受けて修正し、前半と比べてサイドからの形を増やすが、お互いにタイトな守備で相手の攻撃を潰すミドルエリアでの攻防が続く。
そうした中でも、「今井(獅温)と松野(秀亮)のセンターバックを中心にしっかりとゲームを動かすことができた」と山城監督が振り返るように、大津は安定した対応で相手に好機を与えず、60分以降は背後に抜けた山下、福島、山本翼らがチャンスを創出。77分に交代出場した田中咲翔から福島を経由して山下、アディショナルタイムの80+1分に福島、さらに80+2分にも山下と、結果的として2点目は奪えなかったものの終盤にかけても押し込む場面を作って勝ちきり、5年連続となる全国への切符を手にした。
▽第104回全国高校サッカー選手権熊本予選
第104回全国高校サッカー選手権熊本予選

