仲間の、そしてライバルの声を受け、立った殊勲の2人 PK戦の末に修徳を下した多摩大目黒が初の決勝進出

多摩大目黒イレブン

 悔しさを味わった2人の選手がチームを決勝の地・味スタに導いた。

 第104回全国高校サッカー選手権東京予選2次予選Bブロック準決勝の2試合が11月9 日、味の素フィールド西が丘で行われた。

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 第1試合では多摩大目黒(東京都リーグ1部:T1)と修徳(東京都リーグ2部:T2)の試合は小雨がぱらつくなか、午前10時キックオフ。

 先制したのは修徳。0ー0で迎えた後半2分、MF22武居凛太郎の右クロスにゴール前中央、FW13瀧口隼が飛び込み、先手を取った。追加点を取るべく攻勢を強めた修徳だが、時間とともに両チーム拮抗した展開に。迎えた後半25分、多摩大目黒はCKのチャンスを迎えると、キッカーFW11守屋連斗が放ったボールが直接、ネットを揺らし同点。試合は振り出しに戻った。

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▽第104回全国高校サッカー選手権東京予選
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