
文化学園大学杉並中学・高等学校 vs 都立田無
しかし、再び主導権を手繰り寄せたのは文大杉並だった。58分、鈴木のドリブルシュートを都立田無GK1関日向がパンチングで防ぎ、60分にはこぼれ球に反応した鈴木のシュートを再び決死の飛び出しで止める。都立田無がギリギリで踏ん張る中、62分、文大杉並の海保の右クロスに対し、相手DFがクリアを試みたボールが不運にも自陣ゴールへ吸い込まれオウンゴール。さらに72分にも左サイドの中山のクロスを処理しようとしたDFが触ったボールがそのままゴールへ。青木監督は「中への動きに相手が引っ張られた結果」と評価し、文大杉並のゴールに向かう姿勢が生んだオウンゴールの2点だった。
都立田無も最後まで諦めない。69分には左サイドDF17森本敦士からのサイドチェンジを受けた清水がシュートを放つが惜しくもクロスバーの上。しかし、最後まで集中を切らさなかった文大杉並のキャプテンDF4三橋奏心を中心とする守備陣の統率も、無失点での勝利を支えた。
▽令和7年度東京新人戦(新人選手権大会)
令和7年度東京新人戦(新人選手権大会)

