立花学園 vs 大磯

 後半に入っても立花学園が攻勢を続けるが、均衡を破ったのは大磯だった。47分、吉川がドリブルでエリアに侵入したところを倒されPKを獲得。これをFW19飯岡大海がゴール左隅へ落ち着いて沈め、1-0。勝つしか1位の道がない大磯にとって大きな先制点となった。リードを得た大磯は、中盤のボール奪取からテンポを上げ、追加点を狙う積極的な姿勢を見せる。56分にはMF10池谷淳平がFKを枠へ飛ばすが、ここは立花学園GK1坂本海琉が落ち着いて弾き返した。焦りが見え始めた立花学園に対し、大磯の正好は「落ち着いて」と声をかけ続け、最終ラインは粘り強く対応。69分には池谷が相手のミスを突いてミドルを放つが、立花学園のGK坂本が一度は弾き、そのこぼれも素早く処理。最後まで手綱を緩めず、1点を守り抜いた大磯が勝点7として立花学園を上回り、Cグループ1位通過を果たした。

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▽令和7年度神奈川新人戦(新人選手権大会)
令和7年度神奈川新人戦(新人選手権大会)