前半、思うような攻めができなかった横浜FM Jrユースが後半、息を吹き返した。そのキッカケはハーフタイム。

「しっかり話し合いました。自分たちのサッカー、全然できるから」と、そう明かしたのは主将DF6瀬戸山玲音。

 後半の変化について「(前半は)前線の選手とのつながりが少なく、距離が遠くなっていました。みんなで距離を縮めてワンタッチでパスできるように工夫しました」と距離感を改善したことが攻勢につながった。さらにDF6瀬戸山、自ら持ち上がって相手陣内に深く攻め入るシーンを見せた。

 その後、両チーム、一進一退となったが、後半20分過ぎからペースはG大阪Jrユースに。MF8笠井を軸にMF7助川、FW10加賀野統らが猛然と迫り、ファールからセットプレーのチャンスを得るなどゴール前にくぎ付けにした。

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▽第37回全日本U-15 サッカー選手権大会
第37回全日本U-15 サッカー選手権大会