日章学園2nd vs 創成館

　12月21日、長崎県の島原市営平成町多目的広場で来年度のU-18プリンスリーグ九州2部参入をかけた高円宮杯 JFA U−18サッカーリーグ2025プリンスリーグ九州 プレーオフ（参入戦）が開催され、長崎県代表の創成館と、宮崎県代表の日章学園2ndが激突した。前日のトーナメント初戦で鹿児島県代表の鹿児島ユナイテッドU-18に辛くもPK勝ちした日章2ndが、前日に沖縄県代表の那覇西を6-0で破り勢いに乗る創成館をいかに止めるか、それとも創成館が地元開催の余勢を駆って一気に昇格を決めるのか、注目の一戦となった。

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　前日の暖かく穏やかな気候から一転、強い横風が吹く寒風の中で始まった試合は、創成館が長いボールを使い日章2ndを押し込む形でスタート。6分には風の影響で日章2ndの守備に乱れが出た隙を突き主計虎太郎が先制ゴール。その後も、ボールをつないで反撃を狙いたい日章2ndに対してタイトな寄せとプレスで隙を作らせない創成館は、試合の主導権を握ってゲームをコントロール。それでも、日章2ndは矢野瑛大、岩本航希ら攻撃のタレントを生かしてゴールに迫ろうとするが、創成館のGK阿部巧翔が再三にわたる好セーブで失点を許さない。