これで県大会出場を果たしたが、「県の上位16校と戦えるのはいい経験になる。うちらしい戦いをやります」と展望した。

 蕨との3回戦に続くゴールを奪った栗原は、新チームが結成されてからレギュラーになった。「相手の背後に抜け出すのが自分のストロングで、足元でパスを受けてからのドリブルも得意です」と自己PR。県大会の目標については「2連勝してベスト4に入りたい」と笑顔で答えた。

 前チームから攻撃の主軸としてチームを引っ張る末岡は、浦和西のエースの称号である背番号14をもらった。「代々受け継がれてきた栄光の番号だけに、すごくうれしい一方で責任は重い。14番に見合ったプレーをしないといけませんね」としみじみ語る。

 しっかりした技術に裏打ちされた動きを披露するが、当人によると特長は「勘と嗅覚ですかね」と真顔で答える。天才肌のアスリートは「決勝もしっかり勝って、県大会でも優勝を狙いたい」と名門復活のカギを握るボランチの志は高かった。      

(文・写真=河野正)

▽令和7年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和7年度埼玉新人戦(新人選手権大会)