反省の弁が多い中、初のハットトリックを完成させた田島の話題に及ぶと口元が緩んだ。「練習ではいい取り組みをしてくれていて、トップチームの(練習)試合にも出ています。今までは守備面などでムラもありましたが、かなり良くなってきました」と褒めた。

 トップ下やボランチを担当していたが、新チームになってからFWで起用されているという田島は、「試合の入りは良くありませんでしたが、先制点で流れを変えられました。クロスボールに合わせる練習を積んできているので、今日はその成果が出たと思う。3点ともクロスからでした」と終始笑みを浮かべながら説明した。

 兄の魁人さんも昌平の卒業生で、ベスト8入りした第99回全国高校選手権に出場。ことあるごとにアドバイスしてくれるそうで、この日も試合観戦に訪れた。

 背番号8の有望株は「今年はトップチームでも先発できるように努力したい。足元の技術とドリブルしながら味方をうまく使うのが持ち味。今大会の目標は優勝と得点王になることです」と意気軒高だった。        

(文・写真=河野正)

▽令和7年度埼玉新人戦(新人選手権大会)
令和7年度埼玉新人戦(新人選手権大会)