しかし敵陣深くにまで攻め込んでも、桐蔭学園の厳しい守備に遭って思ったような形でシュートにまで持ち込めなかった。
4-2-3-1の陣形を取った桐蔭学園は、中田陸と吉本翼(ともに2年)の第2列が左右からリズミカルなドリブルで好機をつくり、FW棚山真翔(2年)も前線を活発に動き回ってゴールを狙った。前半21分、右サイドで獲得したFKのボールを棚山がヘッド完ぺきに捕らえたが、プレミアリーグ・プレーオフ2試合で先発したGK麻生太朗(2年)のビッグセーブに阻まれた。
桐蔭学園は水本優心、森蒼汰(ともに2年)の両CBがタイトに応対。東山はGK麻生やCB井上流賀(2年)らを中心に、忠実な守りと的確なカバーリングで決定的なシュートチャンスを与えなかった。前半は互いに水準の高い守備能力を発揮したことで、0-0で折り返した。
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第19回GO FOR WORLD CUP inさいたま2025

