後半に入ると両チームともフレッシュな選手を送り込み、先制点を狙いにいった。

 しかし前半と同じく、両チームとも高い守備意識を継続しそれに伴うプレーの強度も高く、なかなか決定機をつくれないまま時間が経過。

 東山は18分、ボランチから1列前にポジションを移動したMF宮﨑結士(1年)が、中央やや左から強烈なシュート。しかしわずかに左ポストをかすめて得点できなかった。宮﨑も出場機会はなかったが、プレミアリーグ・プレーオフ2試合でベンチ入りした。

 桐蔭学園はいくらか押し気味に試合を進めたものの得点できず、両チーム無得点で引き分け終わった。

 今回が初出場となった就任8年目、桐蔭学園の八城修監督は「お互いに守備のところでしっかりプレーした結果ですかね」と0-0の内容を振り返った。指導方針については「大学やプロでやれるだけの人材を育てることを目指しています。自分で判断してプレーできる選手を育てたい」と説明した。

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