東山イレブン

 ここまで京都橘がボール保持率では上回って攻撃を仕掛け、サイドからチャンスを作る。東山もプレスやブロックによる隙のない守備で対抗し、攻撃でも鋭さを感じさせた。一進一退の攻防が繰り広げられる中、流れを引き寄せようと両チームとも選手交代で攻撃陣を投入。ゴールへ迫る場面は何度か作ったが、相手守備陣も懸命の対応を見せて最終局面はこじ開けさせない。70分をスコアレスで終えて、試合は10分ハーフの延長戦へ突入した。

 スコアが動いたのは延長前半の76分。東山は相手の最終ラインの裏へボールを送り込み、相手DFがクリアしようとしたところに三崎が寄せると、足に当たったボールはゴール前へ。そこへ走り込んだMF的場宏将(1年)がGKとの1対1からシュートを決めて、待望の先制点となった。さらに東山は試合再開からも攻撃の手を緩めず、78分と79分にサイドの折り返しから松山が連続してシュートを放つが、追加点を決めることはできずに延長前半を終える。

【次のページ】 決勝 京都橘 vs 東山(4)