もう一人はPKを止めた塚埼。下部組織であるウィザーズFC出身で、中学2年のからCチームの試合でゴールマウスを守るなど、生え抜き選手として経験を積んできたGKだ。「PK戦になったら行くぞ、という話は聞いていました。(1本目で相手のミスを誘った後に)途中からは相手と逆にばかり飛んでしまったけれど、最後は自分を信じて止めることができました」とPK戦を振り返っている。自らの手でタイトルをつかんだ喜びがある一方で、大会を通じては正GKを務めたのは1年後輩の増井であり「自分に足りない部分があることはわかっています。もっと努力して、スタートから出られるようになって京都橘の勝利に貢献したい」と話した。
チームとしても実りある新人大会となった。昨年の主力だった3年生たちが卒部して、新チームはAチームでの経験値が少ない選手たちで構成されている。頂点に立ったことと共に米澤監督は「5試合全てを経験できて、いろんな選手が公式戦のピッチに立てた」ことを収穫にあげている。新人大会を通じて評価を高めて、大会優秀選手にも選ばれた杉田は、昨年は主にCチームでプレーしていた選手だ。「プレーを認めてもらってピッチに立てたこと、それが優勝という結果につながったことも嬉しいです」と手応えを口にしている。そして「決勝では苦しんだ場面も少なからずありました。レベルアップしなきゃいけないところが多いし、チームとしても下級生から底上げをしていきたい」と話していた。
▽令和7年度京都新人戦(新人選手権大会)
令和7年度京都新人戦(新人選手権大会)

