90分間の中で優勢な時間帯があり、チャンスも作っていたが、悔やまれるのは自陣で横パスをカットされてカウンターに持ち込まれたり、自陣エリア内でボールを奪われるなど、ミス絡みの失点が重なったことだ。勝敗に直結する部分でのエラーが続いたことについて丸山良明監督は「そこはしっかりと受け止めて、(改善して)次へとつなげなきゃいけない」と敗戦から目をそらさなかった。その上で「前期よりも意図的な攻撃、自分たちがどう攻めて行くのかはこだわっています。チャンスは作れていたので、そこを決めきれるようにしたい。対戦相手はいろんな守備をしてきますが、そこを破っていける選手、上のカテゴリーで通用する選手を送り出すこと。育成として選手をトップチームへ送り出すことを、逃げずに取り組んでいます」と方針を語っている。
注目された選手の一人であるDFエゼモクェ・チメヅェ海は失点に関与するなど、試合後は落ち込んだ様子だった。「先制点は自分のミスからです。思うようなプレーができない中で、仲間が追いついてくれて背中を押してもらえました。試合展開としては悪くは無かったけれど・・・難しい試合でした」と振り返った。6月にトップチーム昇格内定が発表された期待の左SBは「縦への推進力や、サイドからのクロスなど、得点に絡むこと。守備では対人で負けないこと」が持ち味だ。この日はその才能をフルに発揮しきれなかったが「もっと練習や試合の中で頭を使っていくことが大事。トップチームで試合に絡みたいけれど、まずはユースでプリンスリーグを戦い、プレミアリーグ昇格を叶えたいです」と後期リーグの目標を見据えている。
丸山監督も「彼の持つポテンシャルは非常に高いものがあります。そして、実戦での生かし方や細かい個人戦術などは、まだ学ぶことがあります。トップチームとアカデミーを行き来することがある中で、そこはしっかりやってあげたいです」と期待を込めている
(文・写真=雨堤俊祐)
▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2026 関西1部
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